ACT FF14

FF14 ACT Hojoring - Ultra Scouter 通称ウルスカの新機能紹介と使い方

今回は補助輪内包プラグインの一つ、「UltraScouter」通称ウルスカの記事になります。

機能を簡単に説明すると、HP数値が表示され割合で色が変わるHPバーのオーバーレイや、Mobやキャラクターのレーダー機能などがあります。
他にもFF Logsの情報オーバーレイ表示したり、Enmityの機能も統合されています。
最近のアップデートで魅力的な機能が追加され、面白くなったので簡単な設定方法とできることを紹介したいと思います。

Hojoring (補助輪) とは

「補助輪 (Hojoring)」には3つのプラグイン(SpecialSpellTimer、UltraScouter、TTSYukkuri)が内包されており、導入やアップデートなどの管理もしやすくなっています。

 「補助輪」

Advanced Combat Tracker の FFXIV向けプラグインの詰合せです。

スペスペ・ウルスカ・TTSゆっくりをまとめて「補助輪」 という名称でリリースしています。github.com

• SpecialSpellTimer   通称「スペスペ」

アビリティなどのリキャストを表示するためのプラグインです。基本的にログに対するトリガとして動作します。

• UltraScouter   通称「ウルスカ」

ターゲットのHPや距離、周囲のモブの検知などを行うプラグインです。リアルタイムにメモリ情報を読み取って表示などを行います。

• TTSYukkuri   通称「ゆっくり」

ACT本体のTTS機能をゆっくり実況などで有名な AquesTalk™ などに置き換えます。ほぼすべてのTTSエンジンを網羅しています。またTTSをDISCORD BOTを経由してDISCORDのボイスチャットとして通知することもできます。

引用 : ACT.Hojoring

導入方法

 配布ページ から 最新版のHojoringをダウンロードします。

ダウンロードしたACT.Hojoring-vX.XX.X.7zを右クリックし、プロパティを開きセキュリティの項目の「許可する」にチェックを入れます。


解凍したフォルダをACT本体があるフォルダに移します。


ACTを起動し、Pluginsタブから、先ほど移したHojoringフォルダの中にある、使用したいプラグインを選択し、追加します。
(ウルスカの場合、ACT.UltraScouter.dll を追加)

ウルスカの機能の紹介

設定方法は説明不要だと思われる部分が多いので、今回は主にどういうものなのかを紹介していきます。

HP数値やバーをオーバーレイ表示

恐らくこちらがウルスカのもともとのメインの機能になります。

ターゲットした対象、フォーカスターゲットの対象、ターゲットのターゲット対象などのHP情報を表示し、バーの色などを変更できます。

0-25%は赤、25-50%は黄色など細かく設定できるので、好みの見た目に変更可能です。

設定方法は恐らく説明不要と思いますので、好みの設定をしてみてください。

分からないことがあればコメントで受け付けます。

FF Logs オーバーレイ表示

これはちょっと恐ろしい機能でもあります。

最近では「履歴書」と呼ばれるたり、レイド民には身近なものになってしまったFF Logs。

レイドに行く方なら自身やPTメンバーの数値を気にして遊んでる方も多いはずです。

この機能を有効にすると、街中やコンテンツ内でターゲットした対象のLogs情報を自動で検索してきてオーバーレイ表示することができてしまいます。
ターゲット対象の現在ジョブのLogsデータがない場合は、アップロードされているベストスコアのジョブのデータを引っ張ってきてくれます。

設定方法

Targetの中の「FFLogs」の項目へと進み、「表示する」にチェックを入れます。

FFLogs API Keyの欄で「Get API Key」をクリックし、APIキー選択ページへと進みます。

するとページ下部に画像のようなボタンがあるので、Generate Keysをクリックし、APIキーを生成します。
(先にFFLogsに登録する必要があります。)

Application Nameに「Advanced Combat Tracker」と入力し、「Set」します。

Public Keyをコピーし、先程のACTに戻り、APIKeyの欄に貼り付けましょう。

以上で設定は完了です。

備考として、ヒストグラムというのはオーバーレイ表示のグラフの部分で、過去2週間のLogsデータのうち、自分のデータがどの位置にあるのか示すもののようです。

Enmity オーバーレイ表示

別プラグイン群であるOverlay Plugin.dllの追加プラグインとして、ターゲット対象の敵視を数値・グラフ化できる「Enmity」というものがあります。
これはその機能をUltraScouter内に取り込んだ物になります。
基本的な機能は同じで、見た目や表示情報が少し違います。
こちらに入っているものの方が、よりグラフィカルで見やすい印象を受けます。
こちらも「表示する」を選択するだけで基本的には使用可能となるので設定方法は省きます。

Mob(キャラクター)検知レーダー

モブリストに記載されたモブを検知し、TTSやオーバーレイで通知する機能です。

モブハンはもちろん、エウレカや、ミハシラなどのDD、例えば絶バハのネール探しなどにも役立ちます。
基本的にSランクとエウレカのノートリアスモンスター(NM)はマップにさえ居れば自キャラがどこに居ても検知できます。
Bモブ、Aモブなどのその他のモブは近くに行けば(自身のクライアントで描画された瞬間に)検知されます。

補助輪を導入した際に既存のモブリストが標準で内包されているので別段編集する必要はなく、基本的には「表示する」のチェックだけで動作します。
方向表示の基準は「Camera」にしておくことをおすすめします。

絶バハでネールを検知させたい方や、その他のモブなどを追加したい方は「対象モブリストを開く」から、テキストエディタやメモ帳などで開き、追加しましょう。

また補助輪のアップデートの際、書き換えられる可能性があるので、「update_hojoring_ignores.txt」に「MobList.ja-JP.txt」を追記しておくといいでしょう。


そもそもFFLogsとかEnmityとかの項目がないんだけど？
という方はHojoringのアップデートが必要です。以下の方法でアップデートしましょう。

Hojoringのアップデート方法

v5.10のころから補助輪は自動でアップデートが通知されるようになりました。
更新がある場合、ACTを起動するとポップアップが表示されます。
YESを選択すると、Windows PowerShellが開き、自動アップデートが開始されます。
手動でアップデートしたい場合は、Plungs -> SPESPE -> HELP にある「アップデートする」から実行できます。
Enmityを現段階で使用したい場合、「ブレリリース版」の使用をおすすめします。
(正式リリースとして対応したようです)



ダウンロードが完了すると、
-> Execute Update.
Are you sure? [Y] or [n]:
と表示されるので、Yを押してEnterキーを押します。

アップデート処理が始まり、
press any key to exit...:
と表示されればEnterキーを叩けば完了です。